マッチングアプリには、今話題の「パパ活」を目的とする女性も多くいますから、注意が必要です。
パパ活目的の女性は恋人がほしくてアプリを利用しているのではなく、完全にお金目的でアプリを利用しています。そういった女性と会うのは、真剣な出会いを求める人にとって、時間の無駄でしかありません。
「でも、パパ活目的の女性を見分けるにはどうすればいいの?」
「そもそもパパ活って何?援助交際と何が違うの?」
それらの疑問を解決すべく、当記事ではパパ活の実態と対処法、お金目的の女性に引っかからないためにすべきことなどをご紹介いたします。

出会いコンテンツ
援助交際と何が違う?パパ活の実態とは?
ここではまずパパ活とはいったいどういうものなのか、どういう行為がなされるのかについてお話しいたします。
具体的にパパ活を知らない方は一度読んでみてくださいね。
パパ活の内容
パパ活とは、表向きには夢を追う女性がそれを応援してくれる、金銭的な支援をしてくれる男性を探す活動ということになっています。
たとえば進学や一人暮らしの費用、作家になるまでの生活費の援助等々の面倒を見てくれる男性を探し、見つけ、実際に援助してもらうというのが本来の「パパ活」です。
しかしながら、今では単なるお小遣い稼ぎ、遊ぶ金欲しさに「パパ活」をする人が多くなってきているように感じます。
私がマッチングアプリを使っていたときにも、お金を求めてくる人で、自分の夢や目標を語る女性は1人もいませんでした。今はむしろただのお小遣い稼ぎで「パパ活」をしている女性のほうが多いのかもしれません。
それで、このパパ活とはいったいどういうことをするのかというと、食事や観光などのデートをするだけです。
女性は男性とデートをして、その対価としてお小遣いを要求するわけですね。


援助交際との違い
援助交際との違いは、肉体関係を持つことがないということです。
もしかすると、援交をしている女性が、自身の行為について少しごまかして喋るときに「パパ活」という語を使うこともあるかもしれませんが、基本的にはパパ活には肉体関係は伴いません。
そのため、男性側が得られるメリットとしては、若い女性と何時間か一緒に過ごせるということだけです。
若い女性になかなか相手をしてもらえなくなった中高年の男性が主に、このパパ活に手を出すわけですね。
むろん、そういった男性が肉体関係を望んでいることは言うまでもありません。ただ、彼らはセックスしてすぐに解散するようなドライな関係ではなく、疑似的な恋愛を楽しみたいのでしょう。
だからこそ、セックスを前提としない関係性、パパ活から始めようとするわけです。
パパ活の相場とそれ目的の女性の数
パパ活で支払われる報酬は、だいたい援助交際と同じか、むしろそれよりも高いくらいです。最低でも2~3万円くらいは支払われます。食事やその他デートの費用も男性持ちです。
パパ活目的の女性の数については、実際に数えてみたわけではありませんけれども、体感的にはかなり多いですね。
マッチングアプリに登録している女性の4、5人に1人くらいはパパ活目的なのではないでしょうか。
普通の援助交際目的の女性も含め、「お金目的の女性」としてまとめて考えると、その数はもっと多くなります。2、3人に1人はお金目的であると考えてよいでしょう。
つまり、マッチングアプリで何も考えずに出会いを探していれば、必ずお金目的の女性に当たってしまうということです。
真剣に出会いを探している人にとって、彼女らはあまりありがたくない存在でしょう。だからこそ、マッチングアプリを使う際には、それらお金目的の女性に当たらないよう注意しなければならないのです。

次項でしっかりと回避方法をお伝えしていきます!
パパ活目的の女性を避けるためにすべき3つの行動
ここからは、パパ活目的の女性を避けるためにすべき行動を3つご紹介いたします。
この3項目さえ実践していただければ、パパ活(お金目的)の女性をある程度は避けることができますので、マッチングアプリ利用の際にはぜひ実践してみてください。
(1)相手のプロフィールをよく読む
これが最も確実な方法です。女性にアプローチをする前に、その女性のプロフィール、特に自己紹介文をよく読むようにしましょう。
そこにお金目的であることを匂わせる一文があれば、それは間違いなくパパ活目的の女性です。
たとえば、「パパさん募集してます」「応援してくれる人を探しています」などといった一文が書き込まれていれば、その人はパパ活目的であると考えてよいでしょう。
マッチングアプリでは基本的に、金銭援助を求める書き込みは禁止されていますから、パパ活目的の女性は「パパ」「応援」「支援」「助ける」「気持ち(お金のこと)」などといった隠語を使ってパパを募集しているのです。
そういった金銭援助を匂わせる単語を用いている女性には、近づかないほうがよいでしょう。
(2)相手の目的を把握する
パパ活目的の女性の中でもっとも厄介なのは、マッチングアプリ経由で知り合った男女がパパ活的な関係を結ぶことを当たり前だと勘違いしている女性、プロフィールにパパ活目的(お金目的)であることを書かない、匂わせもしない女性です。
プロフィールにそのことが書かれていない以上、この手の女性をプロフィールを見てお金目的だと判断することは不可能です。
ですので、メールをする相手にはしっかりと「目的」を訊くことをおすすめします。
もしその女性がパパ活目的でアプリを利用しているのなら、「恋人を探している」とか「結婚を全体にお付き合いできる人を」とか、そのような言葉は出てこないでしょう。
逆に、「何となく登録した」とか「ただ遊べる人を探している」などと答えた女性には要警戒ですね。
パパ活目的である可能性は決して低くはないですし、そういった女性と恋愛関係に発展することはほとんどないでしょうから、その時点でメールをやめてしまってもいいと思います。
ただ、最初は友達として会って、そこから仲良くなって恋人を目指すというのも戦略のひとつではあるんですよね。
他にいい人が1人もいないのであれば、その女性と会う方向で話を進めてもよいでしょう。その女性がパパ活目的であった場合の対処法は、この次の章でご紹介いたします。併せてチェックしてみてください。
(3)女性がメールに付き合ってくれる理由を把握する
会った女性がお金目的だった場合の対処法は次章で紹介するとして、ここではパパ活目的の女性を避けるためにすべきことの3つ目をご紹介いたします。
それは、今メールしている女性がどうして自分とメールをしてくれているのか、彼女は自分のどこを気に入ってくれているのかを把握することです。
突然ですが皆さんは、「サクラ」という存在をご存知でしょうか。これは女性のふりをして男性会員と連絡を取り合い、ポイントを消費させたり、月額会員を継続させたりするスタッフのことで、主に「悪質アプリ」「サクラアプリ」と呼ばれるアプリに多くいます。
その「サクラ」のメールには、ひとつ特徴がありまして、それは「どうして自分(男性)にメールしてきたのかわからない」ということなのです。
サクラは男性にデートを持ちかけたり、セックスをすることを匂わせたりして、返信をさせようとします。
もちろん会ったりセックスしたりするつもりはゼロなので、男性がたとえ貧乏だろうとブサメンだろうと関係なく、お誘いメールを送り付けるわけです。
普通の男性なら、「この人どうして俺を誘うんだろう?」と思うような内容であること、これこそがサクラのメールの特徴なんですね。
パパ活目的の女性のメールにも、これと似たところがあります。パパ活は前章で紹介したとおり、援助交際とは違って肉体関係を持つ必要はありません。
ただちょっとデートをすればお金をもらえるわけですから、女性としては、相手の男性がイケメンであろうとなかろうと関係ないのです。
そのため、パパ活目的の女性のメールには、「どうして俺を誘ってきたんだ?」と思ってしまうような内容のものが多いんですよね。
真剣に恋人を探すのなら当然、男性の見た目や性格や趣味、職業、居住地や転職の多さなどを気にするはずです。
真剣に恋人を探している女性のメールは、
「こんにちは、プロフィールを見て気になったのでメールしてみました。私も映画が好きで週末には映画館へほぼ必ず行っています。どんな映画が好きですか?」
といった内容になることが多いです。あなたにメールをした理由、気になったポイントがきちんと説明されていますよね。
しかし、パパ活目的の女性のメールは上記のような内容にはならないことが多いです。いきなりデートに誘ってきたり、いつなら会えるかと日程の話をしてきたりすることが多いんですね。
そういった内容のメールを送ってくる人がいたら、無視をするか、もしくはなぜ自分を誘うのか、訊いてみるとよいでしょう。


会った女性がお金目的だった場合の対処法とは?
どんなに気をつけていても、お金目的の女性と会ってしまうことはあります。
出会い系で知り合った男女が会い、その後女性からいきなり金銭援助の話があってトラブルになる、というケースはよくありますからね。
ここでは、デートをした女性が万が一お金目的であった場合の対処法をご紹介いたします。
対処法その1 刺激しない
最も大切なことは、金銭援助を求められても熱くならない、相手を刺激しないということです。
そんな話聞いてねえよと怒りたくなるのもわかりますが、相手に強く当たると、相手が嘘をついて被害者面をし始める可能性もありますから、注意が必要です。
たとえば、お金をもらえないこと、怒られたことに腹を立てた女性が、「暴力を受けた!」と嘘を吐き始めたらどうなるでしょう。
こちらが暴力をふるっていないことを証明するのは、その女性自身に協力してもらう必要があり、非常に難しいことです。
監視カメラ等にやり取りの一部始終が映っていればいいですが、何ら証拠が残っていないということもあり得るでしょう。
ですから、相手を逆上させないように、まずは冷静に対応することが必要です。相手の言い分を聞き、どうしてお金が欲しいのか、何が原因でどのくらいのお金が必要なのかを訊いてみましょう。
「どれくらい必要なの?」などと訊いてあげれば、女性はお金をもらえると思って、冷静に話をしてくれるはずです。
まずはそのようにして相手を刺激しないよう注意し、むしろお金を払うことに抵抗はないという姿勢を示すことが、トラブルを避けるコツです。
対処法その2 お金は後で払うと言う
女性から話を聞いたら、お金は後で払うという方向に持って行きましょう。「後で」というのは「後日」もしくは「この後」という意味です。
まずは、「今は手持ちがないから、後でお金を払うのでもいい?」などと訊いてみてください。
パパ活目的の女性はがめついですから、おそらく多くの女性がここで「できればすぐ欲しい」と言うでしょう。そう言われましたら、「じゃあATM寄ってもいいかな」と応じてください。
もし、相手が後日でいいと言うのなら、その日はいったん帰って、以降はラインの返信をわざと遅らせるなどして、徐々にフェードアウトしていく形で関係を断てばOKです。
いきなり音信不通になったりすると、パパ活目的の女性は「お金くれるって言ったのに!」と逆上して、やはり嘘を吐く可能性があります。
あくまでも時間をかけて、少しずつ関係を終わらせるようにしてください。ライン等のやり取りをスクショで保存し、万一の際に備えておくことも忘れずに。
対処法その3 警察署や交番に行く
ATMでお金を下ろす流れになりましたら、彼女を連れて街を歩き、その足で警察署や交番に行ってください。中へ入るなり「この人にお金を要求されて困っています」と警察官に伝えましょう。
相手はATMのある場所に行くと思っていたところを突然、交番に連れていかれて、困惑し、嘘を吐くことができないでしょう。
できたとしても、嘘だと簡単に見抜けるような矛盾に満ちたものになるはずです。暴力を受けたのならなぜ警察を呼ばなかったのか、なぜ暴力をふるった男性と並んで街を歩いていたのか、なぜ男性が主導して警察にまでやってきたのか等々、それらの事柄にうまい説明を加えることはできないでしょう。
ここでのポイントは、相手に嘘を用意させる時間を与えないということです。
お金を要求された時点で警察を呼んでも、警察官が現場に到着するまでには最低でも数分はかかります。その間に女性は、こう言おう、ああ言おうと準備をするはずです。
むろん、素人の嘘など見破られるのは時間の問題なのですが、事がやや面倒になることは間違いありません。特に男女間のトラブルでは女性の言い分が通りやすい傾向にありますからね。
お金を払うことに同意したふりをし、油断させ、嘘を考えさせる暇を与えずに、警察署や交番に駆け込むことが大切です。
対処法その4 会話を録音しておく
しかし、地方だと近くに交番がなかったりするかもしれません。監視カメラもなく、2人で街を歩いたということが証拠として残らない可能性もあります。
先ほど述べたように男女間でのトラブルはでは女性の主張のほうが通りやすい傾向があります。
痴漢についてもそうですよね。女性が「体を触られた」なんて言えば、監視カメラの映像でもないかぎり、女性側の主張が通る可能性のほうが高いのです。
交番や警察署に行くことが難しい、監視カメラが少ない、そんな地域にお住いの方は、はじめて会う女性とのデートにはボイスレコーダーを持っていったほうがよいでしょう。
常時録音状態にしておいて、金銭の要求をされたときに、それを音声として残せるようにしておきましょう。
まとめ
以上、パパ活女性を避けるためにすべきことや、パパ活目的の女性と会ってしまった際の対処法などをご紹介いたしました。
出会い系で知り合った男女が金銭トラブルに発展することは、決して珍しいことではありません。
お金目的と思われる女性には近づかない、もし会ってしまったときには冷静に対応し、最終的には警察の手を借りるということが大切です。
皆さんもマッチングアプリ利用の際にはぜひ、以上のことに気をつけてみてください。